400年前の町並みがそのまま現存する奈良県五條市とは?
大阪、京都、和歌山、三重の4県に囲まれた奈良県。
今回ご紹介するのはその奈良県の中でも北西部に位置する奈良県五條市です。
歴史や文化、様々なものが残っている奈良県五條市について詳しく見ていきましょう。
400年の歴史が眠る。奈良県五條市
かつて平城京と呼ばれる日本最古の都があったことから、奈良県には様々な文化や歴史が眠っています。
そんな奈良県の中でも、少しディープな歴史が残る街、五條市。
今回は奈良県五條市の様々なデータや情報をお伝えしながら、五條市の事について少し詳しくご紹介していきます。
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奈良県五條市の統計情報
奈良県五條市の総人口は3万1千人、世帯数13.612世帯(平成30年3月31日現在)と少し小さな街となっています。
ただし、面積は292㎢と奈良県の中でも二番目を誇る広大な土地が広がっています。
そして、五條市の花は桔梗、五條市の木はくすのきとなっています。
五條市の誇れるところ
出典:五條市HP
五條市の誇れる所と言えば、柿の生産量が市町村別で日本一位ということです。
昭和30年代後半から40年代前半に、柿をメインとした樹園地の造成が盛んになり、昭和49年には全国一の柿の産地を目指して、国営五条吉野総合農地開発事業がスタートしました。
その事業により、これまで開墾が困難とされていた荒れ山や急峻地も開発され、日本一の柿の生産量を誇る市が誕生しました。
400年の町並みが残る五條新町通り
出典:ganref.jp
江戸、明治の町並みがそのまま残っている新町通り。
その町並みは全国に117地区だけ文化庁に登録されている、重要伝統的建造物群保存地区にも設定されています。
そして、その地区の中には、日本最古の住宅、栗山家住宅が存在しており、この町並みの歴史を今もなお伝えてくれています。
もともと新町通りは城下町として松倉重政によって建築されたので、真っすぐな道筋に住宅が立っている作りになっており、悠久の歴史を感じ取ることが出来ます。
古都奈良の中でもディープな歴史が残る街五條
古都奈良の北西部に位置する奈良県五條市。
古都奈良の中でも少しディープな歴史が残る街五條市で様々な歴史を肌で体験してみては如何でしょうか。